アメリカで生まれたカクテル「モスコミュール」。ジンジャーエールとライムの口当たりの良さに隠された強いウォッカが特徴の、家庭でも手軽に作れるカクテルの代表格です。
■ユニークな売り込み作戦で大ヒット
モスコミュールは1940年代の初め、ハリウッドの料理店主ジャック・モーガンが、仕入れすぎたジンジャービアを売りさばこうとして考案した、といわれています。また、「スミノフ」ウォッカで有名なアメリカのヒューブライン社がなんとかウォッカを売ろうとしてモーガンと組み、考え出したともいわれています。
なんともユニークなのが、彼らの販売作戦。ポラロイドカメラを持ち、あちこちのカクテルラウンジを回ったのです。そこでモスコミュールを作ってもらい、記念撮影。出来上がった写真を持って次の店に入り、それを見せながら言ったのです。「他の店ではモスコミュールがこんなに流行っているのさ」。そこでもモスコミュールを作ってもらい、また記念撮影。沢山の写真を見せて回っての口コミ作戦は成功し、モスコミュールはたちまちアメリカで大ヒットしたのでした。
■作り方
■材料
●ウォッカ(45ml)
●ライムジュース(15ml)
●ジンジャーエール(適量)
●ライムのスライス
1、氷を入れたグラスにウォッカ(45ml)を注ぎ、ライムジュース(15ml)を加える。
2、ジンジャーエールで満たし、軽くステアする(かき回す)。
3、ライムのスライスを飾り、マドラーを添える。
4、ライムの代わりにレモンを使う手も。また、ジンジャーエールでなくジンジャービアを使うと、オリジナルのモスコミュールになります。
■どういうときに飲む?
食前食後、昼夜を問わずいつでもOK。こういうカクテルのことを「オールデイ」といいます。
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(1999年1月〜2000年2月号)
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