今回は、カクテルの女王といわれる「マンハッタンです。アロマチックビターズをスイートベルモットがやさしく包んだ、ほろ苦く優しい味わい。まるで都会に沈む夕日のような、ウイスキーベースの上品なカクテルです。

 19世紀からある古いカクテルで、チャーチルの母親がニューヨークにあるマンハッタンクラブのパーティーで作ったという説、メリーランドのバーテンダーが傷ついたガンマンの気付け用に作ったという説などがあります。このため、レシピにも様々なバリエーションがあります。マンハッタンというだけに、オリジナルベースはアメリカの代表的なバーボン・ウイスキーかと思いきや、実は「カナディアン・クラブ」というカナダのウイスキーなのです。

■作り方

■材料(1人分)
●ウイスキー(3/4)
●スイート・ベルモット
(1/4)
●アロマチックビターズ
(1dash)
●レッドチェリー(1コ)
●レモンピール
1、ウイスキー、スイート・ベルモット、アロマチックビターズをステアする(かき混ぜる)。
 ステアの方法ですが、、氷を入れたミキシング・グラス(ステアして作るときに使う大きめのグラス)の中に材料を入れ、バースプーンで手早くかき混ぜます。ミキシング・グラスからカクテルをグラスに注ぐとき、中の氷が飛び出さないよう、ストレーナーという器具を使います。
2、カクテルグラスに注ぎ、チェリーをカクテルピンに刺してグラスに沈める。
3、レモンピールする。
 レモンピールとは、少し切ったレモンの皮をカクテルの上で簡単に搾ることです。こうするとレモンの上品な香りとともに飲みやすくなります。


過去の連載バックナンバー(1999年1月〜2000年2月号)

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